スノーデン氏は会議の中で、次のように指摘した―
「米国では、熟練度がそう高くないと思われるレベルの仕事に対し、極めて多額のお金が支払われていた。
モスクワでは、それだけのお金を得るには、はるかにたくさんの仕事を強いられる。以前との違いは、多くものを失ったにもかかわらず、今の私には、満足という驚くべき感覚があるという点だ。
自分を英雄とも裏切り者とも感じてはいない。私は、行動を始める必要があった、まさに転換点に達していたのだ。
内部告発は、偶然の産物だ。何人も自分自身を内部告発者と呼んだりしない。なぜならそれは、とても難しいからだ。その生活は、その人物が正しいか、あるいはそうでないかに関わらず、破壊される。それは、その人物が受け入れているものではない。」