米国のITセキュリティ企業One World Labsの元職員クリス・ロバーツ氏によれば、氏は航空機の内部ネットワークに侵入し、セキュリティシステムのパスワードを書き換え、操作にさえ加担していた、とのこと。Wiredが報じた。
FBIの取調べで氏は、ある航空機に高さを変更させたり、航路を外れさせたりさえ出来た、と語った。「エンジンのひとつの司令を送り、速度を高めさせ、同機は航路を脇へ外れた」。捜査担当のFBIエージェント、マーク・ヒョーリー氏の署名した令状にはそう記されている。令状は全文がウェブ上に掲載されている。
ロバーツ氏は疑惑のTwitter投稿によりシカゴ―シラクサ便から排除された。氏は、機内の内部ネットワークへの侵入に成功した、と投稿した。特務機関がこれを目に留めた。ロバーツ氏は排除された後も数時間にわたり、FBIエージェントおよびイタリアの警備職員に対し、あれは冗談だった、と語っていた。