前回の軌道修正の試みは16日朝にとられた。しかし、電気系統の故障で不首尾に終わった。
ISSロシアセグメントの代表ウラジーミル・ソロヴィヨフ氏はのち、故障の原因は「全体的に」解明されており、軌道修正の2度目の試みが「予備体勢で」行われる、と発表した。16日の失敗では、「プログレス」の8つのエンジンのうち、4つしか作動しなかった。
軌道修正は6月11日、ISSから乗員が降り、7月初旬、ISSに貨物船の定期便を送り込むために、最適な環境を整える目的で行われた。現在ISSに乗船している6宇宙飛行士のうち、3人の帰還が予定されている。