それによれば「制裁の強化とウクライナ危機にもかかわらず、ロシア企業は2014年度国外に560億ドルを融資した。この額は、フランスと同じだ」。
なおベスト5は、米国、香港(中国とは切り離して出されたデータによる)、中国、日本、ドイツの順である。
UNCTADの報告書の中ではまた「移行経済期の国々の対外投資の総額は、昨年、前の年に比べほぼ三分の一増加し、4840億ドルに達した」と述べられている。
なお新聞「ファイナンシャル・タイムズ」は、次のように強調しているー
「こうした指数は、世界経済における主要な発展動向の一つを明らかにしている。かつて多国籍企業が、そこに資金を投資し、その急激な成長から利益を得ようと切望した、彼らの資金調達の場であった移行経済期の国々は、今や、融資の源として米国や欧州の競争相手になりつつある。」