同氏によれば、ウラジオストク自由港は沿海州南部のザルビノ港からヴォストーチヌィ港までの13港を統合するもの。
「この領域で企業活動・投資活動に関して特別な法制がとられ、自由関税圏体制がとられ、ひとつの共通の税率が導入され、ビザ無し訪問およびレギストレーションおよび自由港管理が特別に簡素化される」という。
自由港体制の導入でアジア太平洋地域の企業および国々の通行料が削減され、国際輸送回廊「プリモーリエ1」「プリモーリエ2」(中国北部からロシア沿海州の太平洋側の港に至る)建設が開始され、アジアからシベリア鉄道を通って欧州に至る最速の陸路と、北極を通って欧州に至る最速の海路の創設に拍車がかかる。
ロシア政府は極東の発展を優先的政策課題に挙げている。