イスラエルにミサイル3000発と爆弾4000発を、サウジアラビアにレーダーおよびナビ搭載のヘリ「シーホーク」10機とミサイル「ヘルファイア」38発を売却する計画。
この両国は中東における米国の主要な同盟国であり、またイランとの合意に最も積極的に反対している2か国である。
それぞれ19億ドル規模の合意であるという。
イスラエルへのミサイルおよび爆弾の供給に関する情報に先立って、イスラエル紙「ガアレツ」は、米国はイスラエルが強硬に反対しているイランとの核開発合意に対する一種の「代償」としてイスラエルへの武器供給を拡大する、と報じていた。
イエメンにおける紛争およびテロ組織「イスラム国」の活動拡大で中東の緊張が高まっている。米国による武器の供給は火に油をそそぐばかりである。