キエフ、議会前でピケ市民がタイヤに放火、警察と殴りあいに

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キエフで反対運動を行なっていた市民がウクライナ最高議会建物付近でタイヤに火をつけたことから、ピケ参加者と警察の間で殴り合いが始まっている。21日、ウクライナ独立通信社が報じた。

キエフでは「フィナンシャル・マイダン」の代表らがすでに数ヶ月にわたりウクライナ国営銀行(ナツバンク)、議会の周辺で集会を行なっている。団体の要求は銀行預金の返還およびウクライナ国営銀行のゴンタレヴァ総裁の免職。ピケ参加者らはキエフ中心部の数箇所の通りを数度にわたって通行止めにしている。20日、「フィナンシャル・マイダン」の11人の代表はすでに一昼夜近くにわたり、議会周辺でハンガーストライキを欠航していることが明らかにされている。

ウクライナでは過去一年、通貨フリヴナの切り下げにより、外国通貨による融資が著しく高騰。ローンを組んだ市民による抵抗運動は2014年春から開始され、未だに続いている。この間、ウクライナ議会では外国通貨で融資を受けたウクライナ市民の財産没収のモラトリアムを決める法が採択されている。

これに対し、集会参加者らは銀行側からの圧力は止んでおらず、返済に困る市民から私財の取り上げが後を絶たないと明言。

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