スプートニクが急進左派連合会派の情報提供者から取得した情報では、ギリシャによるパレスチナ国家の承認についてこれから数週間のうちに議会で審議が行われる。ギリシャはヴァチカンその他の欧州諸国にならい、議会でパレスチナ承認をめぐる投票を行う。
ただし、承認の成否は疑問視されている。ギリシャは最近、イスラエルとの協力を積極的に推進している。
ギリシャの専門家らによれば、外交関係条約では、ある国家による他の国家の承認は、閣議決定、政府の刊行物による法文の公表を通じて行われる。のち、承認に関する情報は、外交チャンネルを通じて、下位の機関に伝達される。ギリシャはイスラエルとの関係を損ねたくない考えから、こうした手続きのかわりに議会で決を取ろうとしている。