「日本には輸送・交通計画について膨大な経験が蓄積されている。渋滞などの深刻な問題を解決する手助けをモスクワに施す用意がある。日本側は現在地下鉄駅「ボタニーチェスキイ・サド」周辺区画の開発計画に取り組んでいる。将来的に我々はこの方面での協力を深化させたいと考えている」と同氏。
また佐々木氏は、日本はロシアと道路の掘り起しを伴わない水道管の補修に関するユニークな技術を共有する用意がある、と述べた。
また佐々木氏は、木と金属を併用する日本の住宅工法について、フォーラム参加者に説明した。
また同氏は、6月モスクワで都市計画、都市環境、交通に関する両国協力を所管する作業グループの第3回会合が行われることを指摘。「日本とロシアは最も近しい隣人である。都市環境をめぐる協力はまだ新しく、若い。しかし、我々はそれを積極的に拡大する意向だ」。