その際ドパルデユー氏は「ムッシュ・プーチン、私は彼をよく知っており、とても敬愛しています。私は何回も、ソ連あるいは、より正確に言えばロシアに行きました」と国名をごっちゃにしながら述べ、ジャーナリストの微笑を誘った。
ウクライナ情勢についての質問に対し、ドパルデュー氏は、何もわからないとし「私は皆さんと同様に、ショックを受けました。私はユーシェンコ元大統領をよく知っていました。私はウクライナ人をとても敬愛しています。しかし、紛争についての議論に加わるのは、私の仕事ではありません。私は戦争は嫌いです、紛争も嫌いです。なぜなら、人々の死をもたらすからです」と答えた。
ドパルデューとイザベル・ユペールが主演する映画「愛の谷」(ギョーム・ニクルー監督)は、第38回カンヌ国際映画祭のコンペティション部門に出品されている。
なお2013年初め、ジェラール・ドパルデュー氏は、ロシアの国籍を取得したが、フランスの市民権も持っている。