韓国、致死の危険ダニの感染例第1号

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韓国で今年初めて危険なダニに噛まれた例が発表。20日、聯合ニュースが伝えたところでは、ダニは重症熱性血小板減少症候群(SFTS)ウイルスを保持していた。韓国聯合ニュースが報じた。

報道によれば、感染したのはテジョン市在住の73歳の女性。女性は5月12日、重体で病院に運ばれ、その3日後にSFTSの症状が現れた。女性は現在も予断を許さない状態。

韓国医療関係者の発表では、韓国ではSFTSの感染例は2013年に36件発生。そのうち17人が死亡している。2014年には感染例は55件に増え、そのうち15人が死亡した。

このウイルスは数年前中国で発見され、以降、韓国、日本を始めとするアジアのほかの地域にも飛び火した。感染はダニが噛むことで拡大する。感染すると高熱、全身の痛み、発疹、下痢、嘔吐といった症状が出はじめ、最悪の場合は死に至る。

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