「最初は中国人観光客は高齢者ばかりだったが、今は高齢者には人気がなく、若者ばかり。中国人は一番高いツアーを選ぶ。中国経済は今、ものすごい勢いで拡大しているから、こんな贅沢を許せるのだと思う。」
ダヴィヂャンツ船長によれば、ツアーは1990年代初めの開始当初は米国人、しかも高齢者が多かったが、今は中国企業と個人旅行者が120席全席を買い占めている。
北極旅行は人気が高い。ルートは海鳥や海獣の繁殖地として有名なバレンツ海のゼムリャフランツァヨシファ群島を抜けてゆく。また北極点では体力に自身のある観光客は北氷洋に氷に開けた穴から冷水で水浴びも楽しんでいる。日程は10-11日。
毎年、夏に4-5本の運行が行われてきたが、今年は7本に増やされる予定。