両名は男女の学生。船の錨に這い登り、登山用の器具でそれと自分の体を縛りつけた。女性の方が「北極を救え」と書かれた旗を取り出した。石油流出への危惧から、シェル社の北極における掘削に抗議する行動であった。AP通信より。
米国の沿岸警備がこれを発見、規則違反と断じて、2人の小船を没収した。当局が交渉を試み、強行措置を取ることなく、退去をうながした。沿岸警備は、一晩中鎖につながれたままの女性の健康が心配だ、としている。
アークティック・チャレンジャー号の計画には支障はなく、今後さらに数日にわたって停泊を続けるということだ。