当初、政府はマスコミの報道を否定しようとしたが、後にアフマド・ザヒド・ハミディ内相が、集団埋葬地が発見されたことを認めた。
また、バングラデシュやミャンマーからの難民を強制的に収用していた施設が、少なくとも17か所発見された。
なお内相は、集団墓地が発見された地区に治安部隊が到着した時、そこにはすでに誰もいなかったと主張している。
すでに刑法学者たちが墓地の調査に着手した。内相によると、それぞれの墓地には「3-5人の遺体が埋葬されている可能性がある」という。
なお、内相は、発見された集団墓地の総数を明らかにしなかったが、マスコミの情報によると、数百人の難民が埋葬されている可能性があるという。
内相はまた、「マレーシアの人身売買への関与を認める」と述べる一方で、「マレーシア政府は今回の件とは何の関係もない」と指摘した。
これより先、政府関係者たちは、マレーシア国内に貿易奴隷収容所がある可能性を長期にわたって否定していた。