参加者たちは、米軍基地の移設、ならびに沖縄からの米軍基地の完全撤去を求めた。
沖縄には現在、約2万7000人の米軍兵士が駐留している。リア・ノーヴォスチ通信が伝えた。
普天間基地は住宅地に隣接している。3月、米軍機の部品が落下する事故が2度発生し、住民に脅威を与えた。
人口密度の低い地域へ移転するためには、辺野古の沿岸部約160ヘクタールの埋め立てが必要となり、地元住民は、サンゴ礁を含む環境の破壊を懸念している。
沖縄県知事は3月末、辺野古沿岸の海底ボーリング調査の停止を指示したが、米軍は日本の農林水産省に指示を無効とさせることに成功した。