オランダ人のブロガー、マックス・ヴァン・デル・ヴェルフ氏は、ドンバスにおける昨年7月のボーイング機墜落直後、「ブーク」ミサイルの煙の痕跡が見えるとされる写真がとられた場所を独自調査した。
謎の写真家によって撮影され、SNSを通じて拡散されたこれら写真は、ドンバス義勇軍の地対空ミサイル「ブーク」から発射されたミサイルのロケット雲を写している、とされた。
しかしヴァン・デル・ヴェルフ氏は水曜、自身のブログで、写真は捏造であると断言した。個人的にドンバスを訪れ、そこからそれら写真が写されたという建物に上ってみたが、そこから見える景色は写真に写されたそれと違っていた、という。
同氏は、これら写真に疑義を呈した初めての人ではない。先に他のブロガーたちが、写真はおそらく偽物だろう、なぜなら、その日ドネツク上空はどんよりした天気だったのに、空が晴れているから、と指摘していた。
#MH17 ‘Buk launch photo’s’ are cheats http://t.co/tMCLwMypof pic.twitter.com/IhhZnpXU8c
— Max van der Werff (@MaxvanderWerff) 20 мая 2015