今年はサハリン国立大学、ユジノサハリンスク経済・法律・情報学研究大学、第9学校が参加した。参加者は日本語で、人生観を語り、スラヴと日本のそれぞれの民話に共通の性格について語り、現代社会の現実とどう戦うかについて語った。
© 写真優勝は女学生のヤナ・パクさん。
優勝は女学生のヤナ・パクさん。
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優勝は女学生のヤナ・パクさん。テーマは日本語の美しさ。上位3人は北海道へのフェリー旅行の往復券を授与された。
サハリン国立大学の学長イーゴリ・ミネルヴィン氏は、コンテストによってサハリン州と北海道の学術・文化協力に必要な才能が開花する、と指摘した。「協力の展望は明るい。石油ガス部門だけではない。大型インフラ建設についてもそうだ。つまり、それらを前に進めるような専門家が必要なのだ。そのとき言語能力、互いの文化に関する知識というものが、掛け値なしに重要なものとなる」と学長。
コンテストには北海道サハリン事務所の所長 ・長谷川浩幸氏および、新任の今村駐サハリン日本総領事が臨席した。