日本の南部で火山の噴火始まる

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鹿児島県の口永良部島で噴火が始まった。中央気象台の発表。

噴火警戒レベルは最大のレベル5とされた。近隣住民は至急非難することが求められる。レベル5は2007年の設定以来初めて発令された。現在同島には130人が住んでいる。

9時59分、カメラに爆発を示唆する黒煙および灰が記録された。そのビデオを見ると、黒煙が見る間に高さ数十mにも達している。火砕流の発生についても報じられている。煙は高さ9000mに達した。

NHKによれば、地元当局が避難準備を進めている。

これを受け、政府は緊急対策センターを設置した。

安倍首相は会見で、口永良部島には自衛隊のヘリおよび保安当局の船が送られた、と述べた。

「国会の討議を打ち切り、10時15分、政府に対し、安全の確保と住民の避難に全員一致で取り組むよう指示した」と首相。

気象庁は緊急会見で、新岳は近いうちに再び大規模な噴火を起こす可能性がある、と述べた。

日本ではここ数か月、火山活動が顕著に活発化している。昨年9月には長野県御岳山が突然噴火、57人が死亡した。その2か月後、阿蘇山が19年ぶりの大噴火を見せた。今年5月には箱根の大涌谷で火山活動が活発化、レベル2の警戒警報が出された。

こうした一連の動きを受け、富士山の噴火についても再び議論が活発化している。富士山が噴火すれば静岡および山梨ばかりではなく東京にも被害が及ぶとされる。

専門家らによれば、今後100年で日本に大噴火が起こる可能性は1%。もし起これば総人口1億2700万のうち1億2000万人に被害が及ぶとされる。日本には世界の火山の7%が集中している。

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