「数時間にわたる点検ののち、ボーイング機の機長は引き返すことを決めた。乗客らは自分の席に戻り、同機は21時42分(モスクワ時14時42分)、成田空港に向けて飛び立った」と空港職員。
問題のボーイング777-300機は14時30分(モスクワ時7時30分)、ハバロフスクから100kmの地点で、操縦室のセキュリティシステムが左のエンジンの油圧が低下しているとの警告を発し、ハバロフスクに緊急着陸した。
このAF275便はモスクワ時4時47分に成田空港を発ち、同16時30分にパリに到着するはずだった。
乗員17人、乗客295人が搭乗していた。負傷者は出ていない。