麻薬は、しかるべき方法で着色され、中国料理で伝統的に使用されるラー油に偽装されていた。成田空港で、液体状の覚醒剤が入った瓶40本が見つかった。これらは航空便で送られていた。
警察は、すでに東京在住の59歳の中国人を逮捕した。彼は、特別の技術を用いて「ラー油」から禁止薬物(覚醒剤)を取り出していたという。取り調べによれば、この中国人はすでに2012年11月から昨年の11月までの2年間、こうしたやり方で覚醒剤を密輸していた。
彼の自宅からは、覚醒剤製造に必要な器具などが押収されたほか、香港からの液体麻薬の送り先となった彼が経営している台湾料理店の家宅捜索も行われた。
日本で、こうしたタイプの覚醒剤が押収されたのは、今回が初めてだった。