ロシアのマスコミが伝えたところによると、ルツェンコ氏は最高会議で演説し、キエフ当局が管理できない地域を完全に封鎖するよう提案した。
ルツェンコ氏は、「ウクライナ大統領は、癌を封鎖するべきだと考えている」と述べた。
ルツェンコ氏は、占領地からの交通機関の移動を禁止したルガンスク軍・民生局のゲンナジー・モスカリ局長の案は、「正しいものであると認められた」と述べ、同案は「ドネツク州の領土にも拡大されるべきである」との考えを表した。
5月中旬、モスカリ氏は、徒歩あるいは車両で境界線を無許可で横断することがないよう、ウクライナ軍が境界線の管理を強化する指令に署名した。
ドンバスは現在、停戦体制が敷かれているが、紛争当事者双方は軍事行動が続いていることや重機の使用を定期的に非難し合っている。違反は、国際監視員たちによっても確認されている。