オバマ大統領の政治地図における 紛争と混沌

© AFP 2022 / Jim Watson米国のオバマ大統領
米国のオバマ大統領 - Sputnik 日本
フランスの政治学者ドミニク・モイズィ氏は、新聞Les Echosの記事の中で「オバマ大統領の根拠薄弱な対外政策のおかげで、米国は益々世界の一連の地域に対するコントロールを失いつつある」と指摘した。

以下モイズィ氏の見解を御紹介したいー

「オバマ政権の対外政策に対し、民主党からも又共和党からも、疑いがもたれ、両党の議員達から『オバマ大統領には、その国際政策に何か少しでも明確な方針なり戦術があるのだろうか』との問いが発せられている。まさに米国は、中東動乱の触媒の役割を果たしたが、今や米国当局には、シリアやリビアにおいて自分達が負っている責任を果たそうとの気はない。

米国当局は、オバマ氏に賭けて敗れたギャンブラー同様に、失ってしまった権威を、一つの勝負で取り戻す用意がある。それはイランとの合意調印という賭けだ。こうした事すべてが今、オバマ政権の対外政策の全てを、疑いのもとにおいているのである。

オバマ大統領は、ますます世界で荒れ狂い力を増している数々の挑戦に対し、相応しい答えを選ぶことができなかった。その結果、彼が大統領の座を去った後、人類に残されるのは、解決されなかった紛争の数々と混乱だけだ。そうしたものが生まれるにあたり、少なからぬ役割を果たしたのは米国当局自体である。ロシアとの関係における所謂『リセット』も、結局起きなかったと言える。」

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