ファンロンパイ氏は、以前から日本の詩歌の愛好者で、自らも趣味として俳句を作っている。氏は「俳人として、そして日本の友人として、私はEUと日本の関係強化を今後も促し続けたい」と語った。
2013年、ファンロンパイ氏は、日本の詩歌の都と言われる島根県松江市の名誉市民となった。
4千部発行され、大きな成功を収めた氏の最初の俳句集は、2010年4月ブリュッセルで出されている。
ファンロンパイ氏は、俳句を自分の母国語であるオランダ語で作っているが、より幅広く多くの読者を得るために、その作品は、フランス語や英語、ドイツ語さらには日本語にも訳されている。 氏は、記者団に対し「俳句作りは、心の平安をもたらす。それで私は、寝る前に俳句を作る。もし朝になっても覚えていたら、それをメモする」と語った。
最後に、ファンロンパイ氏の俳句作品を一つ御紹介したい。
「太陽が昇る。ヨーロッパはまだ眠っている。でも以前同様太陽そのものには何の変わりもない。」
(日の出かな 欧州眠れど 陽は同じ)