韓国観光局は記者団に対し、韓国への渡航中止のケースは6月1日の時点で2500件だったのが、翌2日には7000件にまで増えたことを明らかにした。同観光局はウイルス感染者の数が増えることで、渡航を中止するケースは今後増えると予想している。
観光会社らの発表では中国人観光客からの予約は平均で80%も減少。韓国を訪れる外国人観光客のなかでは中国はダントツ。2014年だけでも600万人を記録している。
6月4日現在、韓国でMERSによる死者は2名。感染者は30人以上に及んでいるほか、1600人が感染者と接触を持ったことを理由に隔離病棟に収容または自宅から出ることを禁じられている。