2020年に運用開始予定の新型打ち上げロケットH3の打ち上げに使う発射台であるという。
現在種子島宇宙センターには発射基地が2つある。ひとつはH2Aロケット打ち上げ用、ひとつはH2B打ち上げ用である。このH2Bロケットを改造して新型ロケットを作る計画である。開発費用は100億円とされている。
日経新聞によれば、建設には様々な新技術が用いられるが、中でも注目は、ロケットの状態を自動で点検する装置。これで発射準備にかかる時間が大幅短縮され、1年間に10回の打ち上げが可能になる。これは現在の2倍の数字である。
今年1月、政府は宇宙技術開発および宇宙技術の安全・安心向上に関する10か年計画を承認した。2025年までに様々なタイプの人工衛星8基が打ち上げられる計画もある。