ブエノスアイレス・ヘラルド紙は、アルゼンチン大統領がロシアでスノーデン氏と会った、と報じた。キルチネル大統領は、4月21-23日にモスクワを訪問した。
クチェレナ氏はリア・ノーヴォスチ通信に、「私は、アルゼンチンのクリスティーナ・フェルナンデス・デ・キルチネル大統領との面会の事実を認める。彼らは会って話をした。私は同席しなかったので、会話の詳細は分からない」と語った。
クチェレナ氏によると、スノーデン氏の面会について発表するか否かを決める権利は大統領にあるため、この情報がインターネットに表れたのは驚きだという。
クチェレナ氏は、「私たちは、これは単純なものではないと仮定できる。もしかしたらこの情報は、違法手段によって入手された可能性がある。この情報をネットで公開することで、非常に得をする人がいたようだ」と指摘した。
クチェレナ氏は、スノーデン氏は様々な人と会っており、そこには社会的地位の高い人も含まれていると指摘した。
クチェレナ氏は、スノーデン氏について、「彼は自由な人であり、誰と会って誰と会わないかは、自分で決めている。もし政治家や国のリーダーなどが彼と接触しようとするときには、自分で決断を下している」と語った。