航空戦闘軍団のプレスリリースによると、B2の派遣は「航空機を最前線で用いたり、通常兵器ならびに核兵器の抑止力を、いついかなる場所にも届けることかできる」ことを示しているという。
英国の情報筋によると、ロシア西部の国境近くで行われている北大西洋条約機構(NATO)の加盟国が参加する軍事演習「Sabre Strike 2015」の一環として、フェアフォード空軍基地に、B2の「Нью-Йорк」と「Missouri」が到着した。フェアフォード空軍基地は、同タイプの航空機が拠点とし、メンテナンスを受けることができる欧州で唯一の場所となっている。
B2「Missouri」は、約2時間にわたって給油と点検を受けた後、米ミズーリ州のホワイトマン空軍基地へ戻った。
英国の情報筋によると、8日、さらに2機の戦略爆撃機B2が、英国に到着する予定。
伝えられたところによると、5日、NATO加盟国が参加する軍事演習の枠内で、英フェアフォード空軍基地に、米空軍の3機の戦略爆撃機B-52が、すでに到着している。