パドゥラ氏はラジオ「スプートニク」と協力関係にあり、コラムに記事を寄せている。
パドゥラ氏は1955年ハバナ生まれ。スペイン語による散文家としては世界でも最も秀逸な1人として知られる。パドゥラ氏は文学部門で多くの受賞歴があり、フランス芸術文学勲章も授与されている。
パドゥラ氏の作品は英語、独語、仏後、伊語、中国語、ロシア語他、多言語に翻訳されている。
最終審査に残ったのは18カ国からの27人の候補者で、中には村上春樹氏、ジェイムズ・ソルター氏(米国)、イアン・マキューアン氏(英国)の顔ぶれもあった。
アストゥリアス皇太妃賞は今年2015年、初めて受賞を行う。これまで存在していたのはアストゥリアス皇太子賞。アストゥリアス皇太子が現国家元首フィリペ王として即位したことで、その継承者である9歳の皇女、レオノルさんに賞の授与権が移行した。