米国とイスラエル、諜報機関のすれ違い

© East News / Imago Stock and Peopleパーソナルコンピューター
パーソナルコンピューター - Sputnik 日本
サイン
ロシアのカスペルスキー・ラボラトリーは、イラン核開発をめぐる交渉に対しサイバー諜報を行うのに用いられていた新種のコンピューターウィルスを発見した。交渉が行われた3つのホテルのコンピューターにウィルスが発見された。イスラエルが関与しているものと見られる。

イラン国会議長国際問題担当補佐官ホセイン・シェイホルエスラム氏が「スプートニク」の取材に対して語ったところによれば、このスキャンダルは、米国とイスラエル、双方の諜報機関の間に、深刻な不一致があることを示すものである。いま米国とイスラエルの間に、最高度の信頼というものは欠如している、と同氏。

イスラエルの諜報機関の行動にロジックを読み取ることは困難である。そう語るのは、「イラン・プレス」紙編集長、アマド・アブシェナス氏だ。「米国はこれまで常に、イスラエルが欲しがる情報は全てイスラエルに与えてきた。そこにパラドックスがある。交渉も大詰めという段階にきた今、情勢を不穏にするために、イスラエルが脅迫を行った。この一件はそのように見なさなければならない」と同氏。

ニュース一覧
0
コメント投稿には、
ログインまたは新規登録が必要です
loader
チャットで返信
Заголовок открываемого материала