イラン国会議長国際問題担当補佐官ホセイン・シェイホルエスラム氏が「スプートニク」の取材に対して語ったところによれば、このスキャンダルは、米国とイスラエル、双方の諜報機関の間に、深刻な不一致があることを示すものである。いま米国とイスラエルの間に、最高度の信頼というものは欠如している、と同氏。
イスラエルの諜報機関の行動にロジックを読み取ることは困難である。そう語るのは、「イラン・プレス」紙編集長、アマド・アブシェナス氏だ。「米国はこれまで常に、イスラエルが欲しがる情報は全てイスラエルに与えてきた。そこにパラドックスがある。交渉も大詰めという段階にきた今、情勢を不穏にするために、イスラエルが脅迫を行った。この一件はそのように見なさなければならない」と同氏。