兵器の数は、5000人の兵士が活動することを想定されている。兵器は、リトアニア、ラトビア、エストニア、ポーランド、ルーマニア、ブルガリアなどのほか、ハンガリーにも配備される可能性があるという。
なお同提案は、カーター米国防長官とホワイトハウスの承認を得る必要がある。ニューヨークタイムズ紙の情報筋によると、米国は、ブリュッセルで6月24、25両日に開かれるNATO加盟国の国防相級会合までに、欧州に重火器を配備する決定を承認する可能性がある。
ニューヨークタイムズ紙は、もしこの決定が承認された場合、米国は、「冷戦後初めて、かつてソ連の勢力圏にあった東欧のNATO加盟国に重機を配備するという行動をとることになる」と指摘している。