「誰が私を批判したのだ? エストニアの大臣がひとり、それからいわゆる専門家がたった数人のことではないか。こうした批判があったからといって、私の訪問で全世界が脅威に陥れられたわけではない。」イルタ・サノマト紙がニーニスト大統領の声明を引用して報じた。
ニーニスト大統領は2014年8月の自身の訪露を取り上げ、その際はプーチン大統領との会談を国連のパン・ギムン事務総長も承認したと語っている。
6月16日に予定されているプーチン、ニーニスト両大統領の会談ではウクライナ情勢もテーマに挙げられている。ニーニスト大統領は、ミンスク合意違反、欧州安全保障協力機構コンタクトグループの作業の困窮を背景にした昨今の状況をどう捉えているかをプーチン大統領自身自身の口から直接聞きたいとの考えを表している。
ロシア大統領府広報部によれば、今回のニーニスト大統領のロシア訪問はロシア側の招待で実施されている。