さらにエルネスト報道官は、次のように続けた―
「制裁は、ロシア経済に影響を及ぼしたが、制裁が、我々が望んだような、プーチン大統領の戦略的方針の変化をもたらす事はなかった。プーチン大統領の政策は、ウクライナ情勢への干渉にある。
ロシア経済の今後の見通しについて言えば、ルーブル・レートの下落や資本の流失は、対ロシア制裁が機能している事を示している。」
なおエルネスト報道官は「ロシアではプーチン大統領の支持率が88%に達しているが、これをどう受け止めているか」という記者団の質問にコメントし「私は、そうした世論調査の結果を知らなかった。どんなに私が米国での世論調査に対し懐疑的とはいっても、ロシアで実施されている調査に対するものほどではない」と述べた。