同氏は次のように語った。
「ロシア国防省とフランスDCNSとの間の契約により、3種類の技術が譲渡された。これら技術を取得したのは3つの主体である。最初の2つについては国防省に問い合わせる必要がある。3つ目はアドミラルテイスキエ造船所であり、それは「ミストラル」建造に用いられた大型ブロック組立技術である」
同氏によれば、エンジニア・センター「アドミラルテイスキエ造船所」は「ミストラル」の船尾の図面をフランスから取得し、それをバルチースキイ工場の製造能力に合わせて修正した。同工場は以前から大型ブロック組立工法で建造を行っている。
統一造船会社はヘリ空母の船尾の建設に関する契約上の義務を全て履行しており、自身のサービスについては既に支払を受けており、船の処遇に関する一切の交渉を終了させているという。