2013年の出生率は、1990年代以降初めて死亡率を越えたが、2014年はさらによい結果が出た。自然増加数は3万3600人で、死亡率も低下している。
ロシアでは2014年、出生率が前年比0・8パーセント増となり、出生数は192万9700人から194万7300人となった。これは、新生ロシア史上、最高値だ。
スクヴォルツォワ保健相は、「近年ロシアの人口動態は急変した。ロシア人の平均寿命は、過去最高の71歳となった。ロシアは国連ミレニアムの5つの目標のうち4つを達成している数少ない国の一つだ。幼児と妊婦の死亡率は、それぞれ約30パーセント、45パーセント低下した」と語った。