金曜日、カナディアン・プレスが報じたところでは、プーチン大統領は、サンクトペテルブルグで世界を代表する報道機関のトップと会談した際、そうした発言をした。
テレビ報道では、プーチン大統領は「私は誰も怒らせたくないが、もし米国が、ロシアは再びG8に戻るべきだというのであれば、カナダの首相は御自分の考えを変えるだろう」と述べた。
今月ドイツで行われたG7サミットを前に、カナダのハーパー首相は「我々は、ロシアがこのサミットに戻ってくることに強く反対するだろう」と明言している。
G8がG7となったのは、昨年2014年G7諸国が、ソチで開かれるはずだった主要8カ国の非公式クラブ・サミットに自国の指導者を送らず、ロシアの参加なしでブリュッセルに集まった後の事だ。なおそうした決定が下されたのは、ロシアによるクリミア編入が理由とされた。