カンボジアで牧童が10世紀の寺院を見つける

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カンボジア中部コンポンチャム州で、10世紀のものとみられるアンコール王朝時代の古代ヒンドゥー教寺院が発見された。学問上も知られていないこの寺院を発見したのは、家畜の世話をしている少年たちだった。22日、プノンペン・ポスト電子版が伝えた。

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先週、村の少年たちが、コンポンチャム郊外の小さな丘の放牧地に牛を追いやっていた時、丘の斜面に古代の彫像や、彫刻された石版の一部を発見した。そして村人たちは、すぐに警察に通報した。

コンポンチャム州文化・芸術局の専門家は、丘で発見された、精巧な彫刻が施された石の断片は、寺院の門の一部だと判断した。

文化・芸術局の局長は、プノンペン・ポストに、「この丘は昔から知られていたが、私たちは、そこに古代の寺院が隠れていると考えたことはなかった。私たちは、近いうちにも、大規模な発掘調査について検討する」と語った。

また局長は、「丘の麓の近くで見つかった遺跡の一部は、石の彫刻様式に属しており、彫像は、アンコール王朝初期に用いられたものだ」と語った。

プノンペン・ポストによると、装飾様式から、寺院は恐らく10世紀のものであると判断された。

何世紀も土の下に隠れていた遺跡は、大雨とそれによる小規模の土砂崩れによって、地上に現れたのではないかとみられている。

 

 

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