「ロスオボロンエクスポルト(ロシア国防輸出)」社は、今年末までに中国側と、スホーイ35戦闘機24機の供給について、長らく待たれていた契約調印の予定がある事を確認した。
スホーイ35は、ロシアの第4++,世代の超機動多用途ジェット戦闘機で、スホイ記念実験設計ビューローが開発した。同機はスホーイ-27(T-10S)の大幅な近代化改良型である。
スホーイ35が属する第4++世代は、条件つきのもので、その特性すべてから言って、完全に第五世代の最新戦闘機に近い。なぜなら、ステルス技術とアクティブ式フェーズドアレイ型レーダーを除けば、スホーイ35は、第五世代の戦闘機にふさわしいほとんどの要求を満足させているからである。