この決定は、最高裁で賛成5反対4の一票差で可決された。現在米国では、50州のうち37州で同性婚が許可されている。
国内での同性婚の合法化に続き、米国は、そうした権利を他の国々でも認めさせるよう行動する考えだ。
ケリー国務長官は声明を出し、その中で「最高裁の決定は、世界のあらゆるところに明るいシグナルを送っている。差別に基づくどんな法律も、正義の波の前に立ちはだかる事はない」と述べている。
ケリー長官は又「以前米国が、LGBT(性的少数者)が人間として相応しい権利を持てるよう、毎日戦っている活動家達の人権に関する特別代表のポストを世界中に作った」事に注意を促した。
ケリー長官はさらに「我々は、我々が我が国の中で手にした、この進歩に対する誇りを持って、この仕事を続け、まだ解決が待たれている諸問題についても思い起こしている」と発言した。