インドの国民的大叙事詩をモチーフにした「マハーバーラタ ~ナラ王の冒険~」は、SPAC-静岡県舞台芸術センターによって制作された。
1985年に、英国の偉大な演出家ピーター·ブルック氏によって舞台化された「マハーバーラタ」は、世界演劇の伝説とみなされている。ブルック氏の偉業を、21世紀に繰り返すことを決めたのは、日本の演出家、宮城聰氏。
宮城氏は、膨大な文学資料の中から、ナラ王とダマヤンティ姫の愛の物語である「マハーバーラタ」を上演作品として選んだ。舞台設定は、古代インドから、10世紀の日本に移されている。
「マハーバーラタ ~ナラ王の冒険~」は、6月29日から7月3日までモスソヴィエト劇場で上演される。