クジュク社長は「現在はみんながアドミラルシリーズの最初のフリゲート(プロジェクト11356)の国家実験が終わるのを待っている段階だ。これが終了してはじめて、新型高射砲ミサイルの外国への供給が開始される。すでにインドが新型『シティーリ』の購入問題に関心を表した。これはつまり、旧式の戦艦を刷新し、新たな戦艦を造船する際の供給の話だ」と語っている。
クジュク社長によれば、インドはすでにプロジェクト11356に似たクラスの戦艦6隻の供給を受けているものの、6隻に搭載されているのは旧式の「シティーリ」であり、発射速度も新型「シティーリ1」が1.5秒ないし2秒に1回であるのに対し、12秒に1回と遅い。
「シティーリ1」にはインドのほか、将来中国も関心を寄せる可能性がある。中国も6隻の駆逐艦に旧式の「シティーリ」を搭載している。