これより前、ウクライナ側でガス購入を行っていた「ウクルトランスガス」社のマクシム・ベリャフスキー社長は記者会見で、ウクライナは7月1日、スロヴァキア領からのみガス輸入を行い、他の方面からの供給は行わないことを明らかにしていた。
ウクライナ向けの第3四半期のガス供給料金は40ドル分の割引を考慮にいれて1000立方メートルあたり247ドル18セント。これはウクライナが第2四半期に支払ったガス料金と同額になる。
これに対し、キエフは不可解な理由からガスプロムからのガス購入を行う構えにはなく、価格合意も成立していないため、他の供給者からの購入でまかなう予定だとしている。