NHKによると、CSISは、南沙(スプラトリー)諸島にあるファイアリー・クロス礁(永暑礁)で建設中の長さおよそ3000メートルの滑走路がほぼ完成しているほか、滑走路につながる飛行機の誘導路とみられる道、駐機場とみられるスペースも整備が進んでいると分析している。
このほか画像には2つのヘリポートと10基の衛星アンテナ、レーダー塔とみられる施設1カ所も確認できるという。
中国政府は、6月30日、浅瀬の埋め立て作業は終わったと発表し、今後は、科学的や軍事上必要なものを含め施設の建設を進める段階に入ったと強調していた。