米国防総省は国家軍事戦略を公表した。その中で、ロシアは、国際法規を侵害し、諸隣国の主権を尊重せず、地域安全保障を破壊する「修正主義国」として規定された。
これに対しペスコフ報道官は、金曜の会見で、次のように述べた。
「遺憾の意を表したい。この安全保障構想は、中・長期的展望に立った文書であり、そのような文書にこのような規定がなされたということは、ロシアに対する客観性を一切欠いた、しかも長期的な敵対心が存在することを証拠立てている」。
「いま我々が直面している諸々の課題には、一国が単独で対処することは不可能であり、二国間関係の正常化が必要不可欠だ。その関係正常化に漕ぎつけようとする努力に、このことは全くプラスとはならない」。