ロシアはギリシャと協力する用意がある

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ギリシャでEUのメンバーに留まることの是非を問う国民投票を行う決定が取られたことに、EUの指導部はショックを受けた。ロシアのEU大使ウラジーミル・チジョフ氏がロシアメディアの取材に対し語った。

問題が国民投票に持ち込また瞬間、融資や改革のプログラムに沿って交渉を続けることは無意味になった。状況は危機的である。それも、ギリシャにとって危機的なばかりでなく、EU全体、とりわけユーロ圏にとって危機的なのだ。英国は満足げに、「ユーロに加わらなくてよかった」と言うことだろう。一方のドイツは難題に直面している。ギリシャの債務を一部免除するか。しかしそれでドイツ国民の理解は得られるだろうか?それともユーロ圏崩壊の張本人として歴史に名を残すか。

Q:ギリシャとEUの関係がぎくしゃくすることによって、ギリシャがロシアに接近したり、EUの対ロシア政策が変化したりすることはあるだろうか。

A:ロシアはギリシャとの協力に前向きだ。私の知る限り、ギリシャはロシアに直接的な財政支援を申し込んではいない。しかし両国には経済協力拡大の可能性がある。たとえばギリシャには鉄道や(テッサロニキの)港湾の民営化などの可能性がある。

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