ベルギーのTV放送は、ベルギー空軍の戦闘機が祖国に帰還する様子を映した映像を伝えている。戦闘機はこれまで9か月間にわたり、対「イスラム国」作戦のためヨルダンのアル・アズラク基地に配備されていた。
ベルギーのディディエ・レインデルス外相は先月、シャルリ・ミシェル内閣が承認した国防省の予算との関連で、対「イスラム国」国際有志連合への参加を打ち切ることを発表した。
ベルギー国防省の6月の発表によれば、ベルギーの戦闘機は726回にわたり出動し、フライト時間の総計は3210時間に上っている。どのような戦果が挙がったのかについては、簡単に「上首尾だった」とのコメントが出るのみで、詳述はされなかった。
一方でベルギー政府は、将来的に有志連合への参加を再開する可能性があるとも表明している。ただし、オランダなど、有志連合に参加する他の国と、交代交代のフライトにすることが条件だという。