「自らの運命を自らの手で掴む民衆の決意を無視することは誰にも出来ない」。アテネ市内の投票所で投票を済ませた首相が述べた。
現地時の朝7時(モスクワ時でも7時)、ギリシャで国民投票が始まった。IMF、欧州中央銀行、ユーロ委員会の三者がギリシャに対して行った提案を受け入れることの是非を問うものだ。具体的には、上記三者が6月25日のユーログループ会議で提示した合意案を、ギリシャ国民が受け入れるか否かが問われる。
投票は現地時の19時に終わる。結果の中間報告は21時ごろ上がることになっている。有権者総数は1000万人。高い投票率が見込まれる。