書簡では特に、パヴレンコ農業政策相が、引き続き同ポストに残るべきだと指摘されている。その理由として、パヴレンコ氏を解任した場合、ウクライナと米国の農家の協力が、困難になる可能性が挙げられている。
ダービン氏はまた、原子力分野で外国のパートナーたちとの協力を続けるためには、ユーリー・ネダシコフスキー氏を、このまま「エネルゴアトム」社の社長の座に据えておく必要がある、と指摘している。
書簡から、ダービン氏とヤツェニュク首相の間では、以前からウクライナの内閣改造について手紙のやり取りがあったと推測される。
ダービン議員はまた、自身の同僚たちは、ウクライナのデムチシン・エネルギー相と、「ウクルガスドビィチャ」社のコスチュク社長について、各ポストにふさわしくない、との意見で一致していると指摘している。
なおアヴァコフ内相については、同僚の意見が分かれており、この問題の検討をしばらくの間保留することを提案している。
コジャラ元外相は、「これが、現代ウクライナの政治を実際に操っている人形遣いだ」と、悲しみを込めて締めくくっている。