ヒラリー・クリントン氏はアイオワ州で有権者を前に演説した中で、ロシアは中国、イラン、朝鮮民主主義人民共和国と並び、米国家機関に対するサイバー攻撃に直接的あるいは間接的に資金提供を行なう国に属すと語った。
ペスコフ露大統領報道官は、「これは全く不適切な声明であり、完全に事実無根の非難である。ハッカー行為は国際問題であり、国の資金提供について語るなど、全く事実無根の非難だ」と語っている。
ペスコフ報道官は、こうした声明はサイバー犯罪対策における相互関係拡大に寄与しないとして、「サイバー犯罪対策における諸国の相互連携を行なわれるのではなく、代わりにこうした非難がなされるとは、建設的アプローチとはおよそ言い難い」と指摘した。