日本のマスコミ報道によれば、5頭のゾウが、長さ65メートル深さ3メートルの完全に透明なプールで泳ぐとの事だ。プールは、サファリパークを訪れる人達が通る道のすぐ近くにあり、アクリル製のため、自動車でそばを通り過ぎる人達は、ゾウが四肢を使って器用に泳ぐ様をゆっくり落ち着いて観察できる。
ゾウは、大変敏感で臆病な動物なので、サファリパークの監督官らは、まずゾウを空のプールの所まで連れてくる事から始め、その後で、水量を色々変えながら、ゾウが慣れるのを待った。今では年齢3歳から20歳までの5頭のゾウが、プールを心地よいものと感じ、喜んで水中にもぐったりしている。
サファリパークの渉外担当責任者、タケウチ・ダイスケ氏は「我々の課題は、自然な環境の中で動物達がどう行動しているのかを皆様にお見せする事です。ゾウが泳げるなどとは、ほとんどの人は知らないでしょう。サファリパークにいらっしゃる方々に、御自分の目でそれを見て頂きたいのです」と語っている。
ゾウのプールは、10月半ばまで来園者に公開される。