ブリーフィングを行なった「右派セクター」第13大隊のアレクセイ・ブィク報道官は、「検問所はすでにキエフ郊外のジトーミル車道にすでに設置された」と語った。
「右派セクター」のアルチョーム・スコラパツキー報道官は、検問所は他の場所にも設置しうるとして、「キエフ郊外に限らず、他の場所にも警察がザカルパチヤ地区へ通過できないようにする。必要となれば、さらに追加の検問所が出来ると思う」と語っている。
「右派セクター」のスコラパツキー報道官によれば、セクターは必要の際はキエフに戦闘員を派遣すると述べ、特別作戦ゾーンにはセクターの2つの大隊が駐屯しており、ウクライナ全土では18ないし19の補欠大隊が即応できる状態にあると説明している。
2014年11月、ロシア最高裁判所は、右派原理主義団体を過激組織として認定し、ロシアにおける活動を禁止した。「右派セクター」は1月、ロシアにおける禁止組織のリストに入れられた。ロシアでは先に、同団体のリーダーであるドミートリイ・ヤロシュ氏に対し、テロ活動教唆の容疑で刑事手配がなされている。